アイアンオー

top

BLOG

子どもの頃の夢
2021年09月24日

 

なんやかんや言われたT○KY○ 2○2○も終了。みなさんが熱心に観戦した競技はありましたか?デザイナーの北村です。

 

僕が断然アツくなったのは、新競技の「スケートボード」でした。

 

もともと趣味としてスケボーを嗜んでいるので楽しみにしてはいましたが、自由な気風、華麗なトリック、お互いを讃え合うピースなカルチャー、カジュアルすぎる解説、国内・県内勢のメダルなどなど、思っていた以上に世間を沸かせてくれたように思います。

 

 

▲僕のデッキです

 

 

ストリート男子で見事金メダルに輝いた堀米くん。ここ数年、世界を舞台に目ざましい活躍をしており、もともとスケーターなら誰もが知るスーパーヒーローだったのですが。

 

彼の有名なエピソードに、小学校時代の文集があります。「世界で一番うまいスケーターになる」「スケボーの本場アメリカに住む」「アメリカのプロスケーターに認められる」…文集にはそう書かれていたそうです。

 

まさに全ての夢を叶え、アメリカどころか世界中から認められる存在になってしまいました。凄いことです…。

 

  

 

ふと自分の子どもの頃の夢を思い返してみました。

 

堀米くんのように何かに打ち込んでいたわけでもなく、漠然と宇宙飛行士やら警察官やら、深くも考えずコロコロと夢が変わるような少年でした。

その中でやたら具体的で記憶に残っているのが「図鑑の絵を描く人」と「考古学者」です。

 

保育園の頃から図鑑を眺めるのが好きで、さまざまな動物、鳥、魚、昆虫などが載っている分厚い本を広げては、載っている生き物たちをらくがき帳に描き写すのが好きでした。絵本のような空想の世界に浸るというよりは、現実にあるものを観察して手を動かすとことが好きだったようです(自己分析)

そして思いました。大人になってもこうやって無心に絵を描いていられたらいいな…と(今それが叶っているかどうかはわかりません…笑)

 

さらに、数ある図鑑の中でも特に好きだったのが恐竜です。まず造形のカッコよさに惹かれ、1億年も前にこんな生き物たちが地球上を闊歩いていたことに想像を巡らせ、胸を熱くしたものです。

そしてこうも思いました。世界中を飛び回って恐竜の化石を発掘して研究する人になりたい、と。新種の恐竜を発見し、新しく名前をつけるのが夢でした。そのときの気持ちは生き物や地質学好き、旅行好きという趣味に収まっています(好きな番組はブラタモリです)

 

 

DRAFT代表の宮田識さんへのインタビュー書籍『デザインするな』には、こういった意味のことが書かれています。

 

「自分が好きでやっていることが、人と比べてどうこうということを意識しなかった頃に育んだ感性は信じられる。世間の理屈ではなく、自分だけの感性を自分の真ん中に据えて物事を捉え、考えることが大事。」

 

…大人になるとなかなか難しいことではありますが、自分が純粋に好きだったものやそのときの気持ちって大事だったんだなと、今になって思うことが増えました。

 

今の生活に直接役立つことはないかもしれませんが、あの頃の気持ちは純粋だったし、正解も間違いもない。夢を叶えていてもいなくても、そこには検索しても見つからない何か大切なものがあるかもしれませんよ。

 

 

皆さんの子どもの頃の夢は何でしたか?

Writing:Kitamura
あたりまえがいちばんです 
2021年07月07日

ご無沙汰しております。デザイナーの村上です。
まだまだコロナ終息とはいかない昨今、いかがお過ごしでしょうか。 

さて、最近、家のいろんなものがくたびれてきました。
もう十数年住んでるのでちょっとずつがたがきてるのでしょうね。
例えばこんな感じです…

極め付けは旦那の故障(腰痛発症)です。
モノは買い換えればいいのですがカラダとなると難しい。
歳のせいにしたくはありませんが、あたりまえにできていたことが急にできなくなるって本当に辛いです。
普通の生活がどれほどありがたいことだったのか、痛い目を見て初めてわかるんですよね。
規則正しい生活、適度な運動…わかっているの後回しにしてしまっている今日この頃。だめですね。
それに比べて…

弊社のH川さんは昼休みウオーキングしたりマラソン大会に出場したり、T越さんやH爪さんは最近自転車通勤したりと、みんな健康的でアクティブ!見習いたいです。ホント。
あたりまえの毎日を過ごすために皆様も日々健康に気をつけていきましょう★

Writing:Murakami
4月1日
2021年04月01日

こんにちは!
4月1日、今日はどの会社も入社式でしょうか。
寺越は入社から、あっという間に27年くらいたちました、、、

さて、アイアンオーに入社すると
北日・日経・朝日など新聞各紙から良いと思う広告を切り抜いて
全社員の前で発表しなければならない荒行が課せられます。
27年前の私は何が良いのか解るはずがありません。
仕事で叱られまくる柱稽古のような日々の中、
月イチの荒行は面倒でストレスでした。

※新聞柱稽古 イメージ図 

鬱々としながら切り抜きしていると、
サントリー・オールドの渋い広告が目に留まりました。
芸妓さんになるために修行中の子について書かれた小説ようなコピーは
自分に向けてのメッセージのようで目から熱い汁が出そうになりました。

新聞の切り抜きが残ってなくて見せることができません。
ですが、このシリーズ広告は一冊の本になっています。
キャッチコピーとコピーの一部はこちらです。


冬を過ごしている彼にも春がきますように。

Writing:Terakoshi
デザ物件 #3
2021年03月01日

 

豪雪を忘れるほどの陽気になってまいりました。
気がつけば三月。みなさんお元気でしょうか。
ご無沙汰しております堀川です。
今回は以前にお邪魔した山梨県都留市にある宿、
「ぽっぽや」さんをご紹介したいと思います。
建物は趣のある古民家ですが、玄関を抜けると鉄道世界が広がっていました。

 

 

 

部屋は車両風情。

 

 

ソファは客席。

 

 

車両の床に寝れる贅沢。

 

 

 

壁にはアンナ品からコンナ品。

 

 

建物の数メートル先が線路なので、寝過ごし焦る独特な朝を迎える事ができます。

 

お客さんを楽しませるためにはコンセプトはトコトン貫くものだと、この宿で教わった気がいたしました。
○○鉄でも△△鉄でもない私ですが、□□なデザインを目指したいですね。それではまた!

Writing:Horikawa
かたずけあんしつへん
2021年01月07日

新しい年になりました。
デザイナーの山口です。
なにかと家で過ごすことが多かった昨年。
自分史上最高の片付けブームがやってきました!!!
片付けを通じていろんな考え方があることを知り、勉強になるなぁと思いました。
自宅も片付いていないのに(汗)会社まで片付けたくなり、長年手付かずの「暗室」に取り掛かりました。
「暗室」って何?という若い方も多いかも。でも私と同年代以上の方でしたらピンとくるはず。
そうです。あの紙焼きができる「暗室」です。
ずいぶん前に物置となり、いろんなものが放り込まれていました。
ひとつひとつ見るとなつかしいものがあったり、一周回っていい感じのものまで。
すこしだけ紹介させてください。

大量のインレタ。文字だけじゃなくこんなものもありました。

古道具屋に売ってそうなクレヨン。

このクレヨンもレトロでかわいい。

この定規は今も使えるんですよね?

などなど。
でもほとんどが使ってないもの。謎のもの。でした。
役目の終わったものをサヨナラすると、だいぶすっきりしました。
これでいい仕事もできるかも!
と、意気込んで今年もよろしくお願いします。

Writing: