デザイナーは芸術やアートに造詣が深いとお思いの方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
デザイナーの北村です。
たま~に美術館へ足を運ぶこともありますが、決してあれこれ語れるほどの蘊蓄も、見る目も持ち合わせておりません。持ち合わせておりませんでした。
が。
ここ最近、セザンヌやスーラがわかるようになったんですよ…!
ゴッホって多作なんだなあとか、ルノワールは人気あるわけだわとか、クリムトやばいなあとか。
美術学生さんに馬鹿にされそうなことを言っておりますが、少し前までは「印象派って何…?」といった具合で、こういった美術関係には本当に疎くて。
あるとき、某SNSで、そういった絵画作品を淡々と紹介しまくるアカウントを見つけまして。その投稿を日々ぼんやり眺めているうちに、少しだけその良さやおもしろさを感じられるようになり、興味が湧いてきたところです。
何がきっかけになるかわかりませんね。(あとは実物をたくさん観るだけです!)
ところで、古くから当社のMac本体がアップデートされるたびに、新しいマシンに引き継がれているフォント(書体)がありまして。
「ロダン」「セザンヌ」「マティス」「スーラ」というのですが。
はい。
名のある画家、芸術家の名前を冠したフォントです。ある程度の世代のデザイナーさんにはなじみ深いかもしれませんね。当社では今でもお世話になっているものもあります。
あ、「ユトリロ」「グレコ」なんてのもあったのを思い出しました(こちらは現在のマシンには入っていません)
これらの偉大な芸術家の名を背負うフォントを設計した書体デザイナーの方々の思いや如何に。ぜひ聞いてみたいものです。
あ、僕は「セザンヌ」が好きです。