文字が好きなので、見知らぬ土地に行っても看板や広告など、景色の中に文字を探してしまいます。デザイナーの北村です。
もうずいぶん前になりますが、台湾に行ったときにもやはりさまざまな文字に目が行ってしまったので、みなさんにもお裾分け。拙い写真ではありますが、プチ旅気分でご覧ください。
やはり書き文字風なのが多いですが、道路表示や電光掲示板の文字、今風のPOP体のような書体までいろいろあるのはどの国に行っても同じですね。
簡体字(画数が略された漢字)を使う中国とは違い、台湾は画数が多い繁体字のままなので、街の風景もどこか煩雑さがあり、それが特有の味というか、景色や文化を形づくっている感じがします。
台湾いいところでした。また行きたい…
機会があればまた紹介しますね!
今年、SDGsの認知度は9割を超え、日本の生活者の91.6%が認知していると報告された。2015年に国連サミットで採択されてから、既に8年が経っている。まだ、終わってはいない。2030年がゴール目標年だから折り返し点を超えたところ。
では、毎年、大量に開発もしくは創造されては消費されている広告はSDGs的にどうなんだろう。そもそも、私たち広告制作者たちの仕事は、SDGsなんだろうかと考えてみた。
企業や団体、行政の適切なクリエーティブを考えることは、広告予算をより効率的に使い、広報予算を節約するにちがいない。もう、それだけで十分にSDGsに貢献していると言えるかもしれない。やっていることはSDGsとは程遠い気もするけど。
そう言えば、杉山恒太郎氏が著書のなかで広告から公告へ、広告が公告のセンスを持ち続けることの重要性を説いていた。広告が社会的課題の解決に必要なコミュニケーション活動にシフトしていくと、広告の手法はSDGs推進のために不可欠なツールとなるだろう。
もちろんSDGsそのものを広めるためにも、コピーやデザインの力が必要だ。SDGsの広報PR啓蒙活動においてクリエーティブは機能しているのか、どうなのかという答えのない問いかけをしてみた。
SDGsのロゴやコミュニケーションをデザインしたのは、スウェーデン出身のクリエイティブディレクター 、ヤーコブ・トロールベック氏だ。どういう経緯でこの人にオファーがいったのかは知らない。
国連からSDGsのデザインについて依頼を受けたのは2014年のことらしい。2015年9月、国連サミットの1年前だ。トロールベック氏が来日した際のインタビュー(サスティナブルライフメディアより)によると、最初は「多岐にわたる内容が羅列されていて分かりづらかった。目標を覚えきれない、何が大事なのかが伝わらない典型的な事例だと思った」という。
まず「シンプルな言葉づくり」から始まった。そうして生まれたのが、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」といった短いフレーズ。こうして17のキャッチフレーズと17色のアイコンが生まれた。17色の円形のロゴについては、「すべての目標が一つになり、統合されている印象を与えられる、太陽のような形状のものにしたかった」と説明している。あのマーク、今や知らない人はいないだろう。バッジをつけている人もよく見かける。
持続可能な開発目標を何と呼んでもらうかについての提案が面白い。トロールベック氏は「『持続可能な開発目標』は長すぎるし、『SDGs』はつまらなさすぎる。だから、『グローバル・ゴール(世界共通の目標)』と呼ぶこと」を提案した。が、これは採用されなかった。
もし、世界がSDGsではなく、グローバル・ゴールと呼んでいたらどうなっていたのだろう。とても興味深い。少なくとも、言いにくい「SDGs」よりはグローバル・ゴールのほうがわかりやすいし、目標をめざすうえで優れている。SDGsの観点から言えば、持続可能な言葉(コピー)だと思う。
2030年のゴールまで7年ある。17のゴール、169のターゲット、地球上の誰一人も取り残さない(これもコピーだ)という誓い。私たちは持続可能な言葉とデザインをいくつ生み出せるだろうか。
昔聞いた「言葉」や「懐かしい歌」を、何の脈略もなく突然思い出すことがあります。
この間も何十年思い出すことのなかった古い歌をふと思い出したので、同世代の友人に話していたのですが
どうやらその子の記憶の扉も開いてしまったらしく
急に「思い出した!」といって
♫ごおかきいっぽんで ぱっとやれどんとやれ〜 と歌いだしました。
聞いたことがあるけど…なんだったっけ?と思ったのですが、
懐かしのローカルCM「豪華 生一本」だったのです。
80年代の景気の良さが伝わってきます!
動画を探っていくと、色々と懐かしいCMが出てきて
しまいには静止画のCMにたどり着いてしまいました…
懐かしくも、今見るととても新鮮に感じます。
普段の仕事は、誌面やポスターのような静止しているデザインが主ですが、最近CM制作に関わることがあり、動きや間合いを考えることは普段とは考える分野が全然違うことを実感しました。
私も見た人の記憶に残るようなモノづくりを目指していきたいです。
デザイナーは芸術やアートに造詣が深いとお思いの方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
デザイナーの北村です。
たま~に美術館へ足を運ぶこともありますが、決してあれこれ語れるほどの蘊蓄も、見る目も持ち合わせておりません。持ち合わせておりませんでした。
が。
ここ最近、セザンヌやスーラがわかるようになったんですよ…!
ゴッホって多作なんだなあとか、ルノワールは人気あるわけだわとか、クリムトやばいなあとか。
美術学生さんに馬鹿にされそうなことを言っておりますが、少し前までは「印象派って何…?」といった具合で、こういった美術関係には本当に疎くて。
あるとき、某SNSで、そういった絵画作品を淡々と紹介しまくるアカウントを見つけまして。その投稿を日々ぼんやり眺めているうちに、少しだけその良さやおもしろさを感じられるようになり、興味が湧いてきたところです。
何がきっかけになるかわかりませんね。(あとは実物をたくさん観るだけです!)
ところで、古くから当社のMac本体がアップデートされるたびに、新しいマシンに引き継がれているフォント(書体)がありまして。
「ロダン」「セザンヌ」「マティス」「スーラ」というのですが。
はい。
名のある画家、芸術家の名前を冠したフォントです。ある程度の世代のデザイナーさんにはなじみ深いかもしれませんね。当社では今でもお世話になっているものもあります。
あ、「ユトリロ」「グレコ」なんてのもあったのを思い出しました(こちらは現在のマシンには入っていません)
これらの偉大な芸術家の名を背負うフォントを設計した書体デザイナーの方々の思いや如何に。ぜひ聞いてみたいものです。
あ、僕は「セザンヌ」が好きです。
みなさまお久しぶりです。デザイナーの村上です。
めっきり暖かくなってきましたね。私は春生まれなので何となくウキウキしてしまいます。
さて、最近びっくりしたことといえば、弊社のH川さんがいつの間にかおじいちゃんになっていました!!
とってもうれしくておめでたいニュースです。
きっとこんな感じでデレデレなんじゃないでしょうか…
お祝いにキャラミルサイトのキャラクター「シロクマのべアード」のロンパースをプレゼントしました。
イケメンのシロクマさんのように強くかっこよく成長してほしいと願っております。気に入ってくれると良いな〜♪
実際に着てくれました★どちらもめちゃめちゃかわいいですよね?!
そして今年、ひさしぶりにチンドンが再開されるということで楽しみですね。
マスク制限も少しずつ緩和され、コロナ感染者も徐々に減っています。これもうれしいことです。。。
弊社がデザインをさせていただいた春色のチンドンポスターにもぜひ注目してみてくださいませ。
ではまた!