こんにちは!
4月1日、今日はどの会社も入社式でしょうか。
寺越は入社から、あっという間に27年くらいたちました、、、
さて、アイアンオーに入社すると
北日・日経・朝日など新聞各紙から良いと思う広告を切り抜いて
全社員の前で発表しなければならない荒行が課せられます。
27年前の私は何が良いのか解るはずがありません。
仕事で叱られまくる柱稽古のような日々の中、
月イチの荒行は面倒でストレスでした。
鬱々としながら切り抜きしていると、
サントリー・オールドの渋い広告が目に留まりました。
芸妓さんになるために修行中の子について書かれた小説ようなコピーは
自分に向けてのメッセージのようで目から熱い汁が出そうになりました。
新聞の切り抜きが残ってなくて見せることができません。
ですが、このシリーズ広告は一冊の本になっています。
キャッチコピーとコピーの一部はこちらです。
冬を過ごしている彼にも春がきますように。
豪雪を忘れるほどの陽気になってまいりました。
気がつけば三月。みなさんお元気でしょうか。
ご無沙汰しております堀川です。
今回は以前にお邪魔した山梨県都留市にある宿、
「ぽっぽや」さんをご紹介したいと思います。
建物は趣のある古民家ですが、玄関を抜けると鉄道世界が広がっていました。
部屋は車両風情。
ソファは客席。
車両の床に寝れる贅沢。
壁にはアンナ品からコンナ品。
建物の数メートル先が線路なので、寝過ごし焦る独特な朝を迎える事ができます。
お客さんを楽しませるためにはコンセプトはトコトン貫くものだと、この宿で教わった気がいたしました。
○○鉄でも△△鉄でもない私ですが、□□なデザインを目指したいですね。それではまた!
新しい年になりました。
デザイナーの山口です。
なにかと家で過ごすことが多かった昨年。
自分史上最高の片付けブームがやってきました!!!
片付けを通じていろんな考え方があることを知り、勉強になるなぁと思いました。
自宅も片付いていないのに(汗)会社まで片付けたくなり、長年手付かずの「暗室」に取り掛かりました。
「暗室」って何?という若い方も多いかも。でも私と同年代以上の方でしたらピンとくるはず。
そうです。あの紙焼きができる「暗室」です。
ずいぶん前に物置となり、いろんなものが放り込まれていました。
ひとつひとつ見るとなつかしいものがあったり、一周回っていい感じのものまで。
すこしだけ紹介させてください。
大量のインレタ。文字だけじゃなくこんなものもありました。
古道具屋に売ってそうなクレヨン。
このクレヨンもレトロでかわいい。
この定規は今も使えるんですよね?
などなど。
でもほとんどが使ってないもの。謎のもの。でした。
役目の終わったものをサヨナラすると、だいぶすっきりしました。
これでいい仕事もできるかも!
と、意気込んで今年もよろしくお願いします。
だんだん寒くなってきましたが、お久しぶりの橋爪です。
私事で恐縮ですが、先日節目を迎えました。
何の節目? 映画が安く鑑賞できるアレです。
幸い土曜日だったのでこっそり過ごすつもりでしたが
何と前日にアイアンオーのみなさんがお祝いしてくれました。
花にケーキにプレゼントに…。
嬉しいやら恥ずかしいやらで汗だくでした。
特にプレゼントが愛車miniのミニチュア!
弊社モデラーT越くんの力作です。
私の分身はYちゃんが作ってくれました。
大大大感激♡♡♡
そしてオリジナルケーキ!
八尾在住のパティシエさんの作品でとても美味しかったです。
最後にみんなで記念撮影。
ただ長く居ただけですが、こんなに良くしてもらって感謝感激!!
織田さんも空の上から見ていてくれるかな。
どうもありがとうございました。
そしてこれからもよろしくです!
今日は「新聞広告の日」、北日本新聞広告賞が松永真審査委員長のコメントと共に朝刊に紹介されていた。グランプリは2年連続のD社、「富山の皆さん、富山へ行こう。」とまるでコロナを予感したようなアイデア、悔しいがよくできている。そして、コロナ禍、当社が制作をお手伝いさせていただいた特別賞も小さく掲載されている。
それにしても広告業界には実にたくさんの賞がある。TCCや東京ADCを頂点に全国のコピーライターズクラブやアートディレクターズクラブなど制作者が主催する賞から、ACCや広告協会など広告団体が主催する賞、新聞社や出版社など媒体社が主催する賞、カンヌやクリオ、ワンショウなど世界規模の賞も少なくない。それぞれ審査基準や審査方法、賞の価値もさまざまだ。
こんなに多種多様な賞がある業界は、広告業界だけかもしれない。若いクリエーターにとって賞は、デビューのチャンスになるかもしれないし、受賞者が新たな仕事を獲得することは、ままある話だ。あるいは、広告という正解のない制作物をつくるクリエーターにとって、賞をもらうことである種の安心感を得ているのかも。
はたまた、広告人という人種は、特に広告制作者は賞が好きなのかもしれない。賞を盛り上げる人がいなければ、賞はすたれてしまう。しかし、ほとんどの広告制作者は上昇志向が強く、自己顕示欲が強い、負けず嫌いで賞にどん欲なタイプの人間が多い。というわけで、私を含めお祭り大好き人間が集まる広告業界は、さまざまな賞が花盛りの森となったのである。
ちなみに当社では、賞をいただくと受賞作とスタッフをミーティングで賞賛し、全社員で拍手してホームページやFBでも紹介している。賞をとるために仕事をしているわけではないが、受賞を報告をすればクライアントのみなさまにもたいへん喜んでいただいている。
賞の功罪については、昔からいろいろ言われているが、一人の制作者、一人のコピーライターとして、賞は全ての苦労が吹き飛ぶほど嬉しいし、次の仕事のエネルギーになる。おだてられれば木に登る、人間もサルも同じである。もし、いただけなければ、受賞作に嫉妬する。それはそれで、次は負けるもんか、というエネルギーになる。どっちに転んでも、賞があるおかげでがんばれるのは事実だ。
地方の賞が今ほど盛んになる前に、富山コピーライターズクラブ賞を創立した。今は、北陸コピーライターズクラブに引き継がれ、HCC賞として北陸のコピライターやCMプランナーたちの目標のひとつになっている。このコピーライターズクラブ賞は、いろんな意味で今の自分を育ててくれたと感謝している。
今年は新型コロナの影響で、そのHCC賞がクラブ史上初めて中止になった。何十年もあったものがない、こんな喪失感は味わったことがない。伝統的なお祭りが中止に追い込まれた当事者の気持ちが少しはわかる。Withコロナと言われる時代、社会も会社も、広告もコミュニケーションも、みんな変わった。世界中でビッグイベントが中止になっている。しかし、賞のない広告業界なんてつまらないと思う。
そんな中で来年以降、開催される広告賞はどう変わっていくのか。コピーライターの仕事そのものが問われているいま、賞のあり方も問われている。もちろん、HCC賞はやる方向で進んでいる。いま、北陸のコピーライターは考え中だ。賞は以前のように僕らにエネルギーをくれるものであってほしいが。答えはまだ出ていない。(石井)