もう、師走ですね。みなさんいかがお過ごしですか。コピーライターの石井です。
毎年、12月になると、新しい年の会社のテーマを考えます。2020年、どんな思いで仕事にとりくむか、クライアントさんへの約束であり、スタッフみんなの目標でもあります。
そこで、テーマを思案しながら思い出したのが、今年の2月に開催された「全国CCミーティング北陸大会」です。私の所属する北陸コピーライターズクラブが主催し、北は札幌から南は沖縄まで、全国のコピーライターズクラブやクリエーターズクラブのメンバーが加賀温泉に集まりました。
そのときにCM界のレジェンド小田桐昭さんをお招きしてのトークイベント「広告の未来について」が催され、あらかじめ全国のコピーライターから寄せられた質問を、ぶっつけ本番で小田桐さんにぶつけるという形式で進められました。
「広告と作家性についてどう思うか?」「広告において過去も未来も変わらないことは?」「コピーライターの働きどころはスローガンか、キャッチフレーズか」など、広告づくりの本質にせまる難問がつづきました。どの問いにも真正面からお答えいただき、なるほどと思わせる説得力のある回答ばかり、さすがと感心して聞き入ってしまいました。
ちなみに小田桐さんの回答が気になる方は、「2019HCCコピー年鑑」(宣伝会議刊)に全質問と全回答が採録されていますので、そちらを購読ください。
そして、最後の質問は「広告の未来のありように『広告』じゃない名前をつけるとしたら?」、小田桐さん曰く「とんでもないものが突っ込まれていました」。
小田桐さんの答えは「広告とはある種のエンターテインメントであると思います。広告には買ってもらうとか知ってもらうとかの目的があって、その代わりに生活者にエンターテインメントを提供しますよね」「見る人の心を動かすためには、新しいものを突っ込む力を広告制作者はもたないといけない」(抜粋)というものでした。
「広告じゃない名前」については具体的には示されませんでしたが、自分の伝えたいことを一方的に伝えるだけじゃだめなんだ、と強くおっしゃっていたように思いました。
小田桐さんのお言葉を肝に銘じるためにも、野暮を承知で私なりに考えてみました。
興味深く伝えるなら「興告」。深く考えを告げるなら「考告」。好かれることをめざすなら「好告」。効き目を優先するなら「効告」。そして、見た人を幸せにするなら「幸告」でしょうか。広告という言い方は、広く告げるですから、送り手からみた表現になっています。それに対して、幸告は、受け手の感じ方を表現しています。これからの広告に大切なのは、そういうことなのかもしれません。私たちがつくった広告が、見た人のこころを1ミリでも1秒でも幸せな気持ちにさせることができれば、それをつくった私たちもまた幸せになれます。
というわけで、2020年、当社のテーマは「広告を幸告にするために」です。最後までお読みいただきありがとうございました。では、みなさま良いお年を。
Web担当の織田です。
最近多くのホームページが活用している「SVGファイル」と言うものを聞いたことがありますでしょうか。SVGファイル(スケーラブル・ベクター・グラフィックス、Scalable Vector Graphics)はJPEGやPNGなどの画像との違いは、ビットマップデータなのに対し、SVGは二次元ベクターデータであることです。簡単に言えばこんな感じです。↓
ちょっと大げさにしてありますが、SVGファイルは大きく扱っても荒れることがありません。
さらにこれ、文字列のコードで作成されるフォーマットなのでcssと組み合わせてアニメーション変化もつけれます。簡単にパスアニメーションなども作成できます。
タイミングよく、ちょっとしたアニメーションを付けたいサイトを作成することがあり、『SVGを使って簡単にパスアニメーションなども作成できます。』という記事をgoogle先生に聞きながらやってみてようやく一つ完成。
一度できればもうこっちのもの。
他にもcssと組み合わせてローディングアニメも作成してみました。
どうせなら目指すは、http://louie.co.nz/25th_hour/くらいまで作成できるようにしたいのですが…
このようにWebサイトの作成方法はどんどん新しく便利なものが増えていきます。アニメーションとは言いませんが、『今っぽい』もやはり閲覧者には重要なのではないでしょうか。Webサイト新設・リニューアルなどをお考えの方がおられましたらぜひご相談ください。
大変ご無沙汰しております。デザイナーの成田です。
私もデザイナーらしい素敵ブログをかかねば…と思っていたのですが
変な事しか頭に浮かんでこず、気付けば秋になってしまいました。
デザインの仕事に関わると
とびきり素敵な物に出会うことがあります。
その時の衝撃が
「稲妻にうたれるよう」だったり「火山が噴火するよう」だったり
人によって全然違うので、私がリサーチした感動シーンを
少しだけご紹介したいと思います。
その1「刀で斬られる」
ちなみに私はとびきり素敵な物にであうと、一刀両断されたような感覚になります。
倒れて立ち上がれない そんな気持ちです。
その2
友人に聞いたのですが、とてもファンシーな感覚です。
ちなみに素敵な洋服に出会ったときになるそうです。
その3
また別の人にきいてみると
宇宙まで飛んで行ってしまうそうです。 なんと大きなスケール…
その4
とあるデザイナーさんの意見。素敵な作品に出会うと足元に穴が空いて落ちていくのだそうです。
なんだか私もわかるような気がします。
素敵なものといえば、
富山の素敵なデザインが集まった図録『TOYAMA ADC年鑑2019』が発売中です。
今回はデザイナーの羽田純さんがアートディレクションをされていて、
表紙カバーを外して広げるとポスターになるそうです。
本屋でみつけたら是非のぞいてみてはいかがでしょうか?
雨が大地を潤しすぎて草刈りが終わりません。デザイナーの北村です。
今日はちょっと「レイアウト」の話をしてみます。
僕たちの仕事においてレイアウトは、とても大きな比重を占める作業です。簡単にいえば、紙面や画面の中で絵や文字をどのように配置するかということなのですが、これが本当にむずかしいし、奥が深い。
レイアウトのゴールは、見やすく分かりやすく、伝えたいことがストレスなく的確に伝わること。当然なんとなくテキトーに並べているわけではありません。
まずは紙面のこれを見てほしい、次はここ、その次はそこ…そのためにここを抑えて、これをちょっと目立たせて…伝えたい内容と目の流れを考えながら試行錯誤していきます。
正直、教科書的な正解はないですし、僕も毎度頭を抱えながら何度もやり直し、必死になってやっています…。
広告やデザインって、アイディアや閃きのような感性を生かした仕事のように思われがちですが、同時に、レイアウトのようにしっかり左脳を使わないとできない作業でもあります。
「伝えたい」のに「伝わらない」というのはよくあることで、その原因がレイアウトにあることも。
本来僕ごときがレイアウトを語る資格もないのですが、少し無理して書いてみました…笑
僕たちは「伝わる」広告を目指して日々がんばっています。もしよろしければご指名いただければと思います。(セールストーク)
はじまりました、令和。
GWも終わりあっというまに日常モードですね。
おつかれさまです。デザイナーの村上です。
最近、立て続けにキャラクター制作をする機会がありました。
キャラクターを生み出すのは、なかなか大変ではあるのですが、それよりも楽しさやワクワク感のほうが多いお仕事のひとつです。クライアント様に気に入っていただけるものを作るのが大前提ですが、自分がいいと思うものが選ばれたときはすごく嬉しいのです。
こちらは今年誕生した、北陸電気保安協会 様の
マスコットキャラクター「まもりタイガー」
そんなキャラクターのひとつ、「とやま食ロスゼロ作戦」のキャラクター「すっきりんごちゃん」が、なんと今年の春、紙芝居と動画になって富山県内の小さな子どもたちの元へ届けられることになったのです。
紙芝居になっちゃいました!!
そして動画。まるでアニメーションのような仕上がり…
ラックプロのみな様ありがとうございます!
その中でも個人的に好きなキャラは…
紙芝居「すっきりんごちゃんと食わずぎらい王子」に登場する食ロス王国の王子さま
動画「すっきりんごちゃんとごきげんブラザース」に登場するファンキーな2人組
ただ、心配だったのが子どもたちの反応です。どうだったのか見に行くわけにもいかず不安でしたが「とやま食ロスゼロ作戦」のホームページに、ある保育園からのお礼の手紙が紹介されているのを発見!喜んでいただけたみたいで私自身、作ってよかった!と、少しうるっとしてしまいました。
紙芝居や動画を見てくれた子どもたちが、食ロスのことを家族で話したり、好き嫌いをしないようにがんばったりしてくれる。キャラクターの力ってすごいなと、改めて感じました。
これからも魅力的なキャラクターをたくさん作ってみたいと思っておりますので、マスコットキャラクターのご依頼はアイアンオーまで!
お待ちしております。