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富山県道177号蓮町新庄線
2018年01月24日

こんにちは堀川です。富山市内の古道の一つ、岩瀬往来(富山県道177号蓮町新庄線)をプラっと走ってみたいと思います。この道は岩瀬から新庄を経由し、遥か立山まで物資を運ぶ重要な道だったようですね。

 

スタートは県道の終点でもある新庄町。しかし、県道のオーラがまったくない。。。

 

道幅は布団が横に敷ける程度。路面は絶妙に用水へと傾いており、車も人も水中へ飲込む“怪道”として地元で恐れられています。おかげで私も子供の頃はズブ濡れでした。車は標識上は対面通行が可能となっているのでナビを利用の方はご注意下さいね。

 

150Mほど進むと左手に新庄小学校が見えてきます。戦国時代ここはでした。当時の富山は実戦的な砦が多く、この城も上杉軍の富山城攻めの拠点だったようです。

 

手前の歩道は先程の用水が暗渠となっています。もしかしたら武者落としの堀跡かもしれません。

 

小学校を後に広田地区の古い住宅街をトボトボと走ります。生まれて初めて通る道はどこか新鮮です。

 

新幹線の高架を抜けると地下道が右に口を開けています。背後から車の気配。ダッシュするがあきれるほどに自分が遅い。

 

息切れてウネウネ住宅街を抜けると、左手に文苑堂豊田店。雰囲気良し!店長良し!心和む空間です。

 

8号線の地下道を抜けるとそこは豊田地区。うっすらと台地になっている地形なので、古墳や豊田城があったのもうなづけます。ペースを落としカーブにさしかかると建設中の住宅が眼前に。ここが噂のセキュレア豊田本町!(以下CM)街ぐるみでエネルギーを創って、貯めて、備える。未来型のスマートな住宅。交番、保育所、地区センターも側にあり、子育て世代には安心な環境です!

 

ここで気が抜け見事にコースアウト。ナビを使うべきだった。本道までの戻りは坂道。息が上がる。

 

小雨と寒さでメンタル急低下。ひたすら北へと向かう。なんとか目標の富岩運河を通過。

 

到着〜!ここが県道の起点の交差点です。

 

突き当たりには旧制富山高校だった馬場記念公園。今は雪に埋もれていますが趣のある良い場所ですね。

 

さてと、身も心も冷えたので、ちゃっかりポートラムで帰ります。それではまた!

 

Writing:Horikawa